
「速乾」を、数字で見る
「速乾」という言葉には、共通の基準がありません。だから私たちは、測った数字をそのまま出します。
速乾に、決まった定義はありません
UVカットには UPF という等級があります。抗菌には SEK マークがあります。ところが「速乾」には、これに当たる共通のものさしがありません。
各社が自社の基準で「速乾」と書いています。だから言葉だけを比べても、どちらが速いのかは分かりません。
吸水は、2秒
一般財団法人ケケン試験認証センターで測定した結果です(ブラック)。
JIS L 1907 の滴下法という試験で、生地に水滴を落として吸収されるまでの時間を測ります。CORE SHIELD®の生地は、肌に触れる裏面で2秒でした。
汗が肌の上に留まらず、生地に移る速さの話です。
60分後に残っている水分は、3.8%
次に、吸った水がどれだけ早く抜けるか。拡散性残留水分率(カケン法)という試験で、生地に水を含ませてから60分後に、どれだけの水分が残っているかを測ります。
CORE SHIELD®の生地(ブラック・裏面)は、60分後の残留水分率が3.8%でした。含んだ水の96%以上が、1時間で抜けたことになります。
| 項目 | 試験方法 | 結果(ブラック・裏面) |
|---|---|---|
| 吸水性 | JIS L 1907 滴下法 | 2秒 |
| 速乾性 | 拡散性残留水分率(カケン法)60分後 | 3.8% |
| 接触冷感 | JIS L 1927 | q-max 0.122 W/㎠※ |
汗冷えと、乾くこと
汗をかいたあと、風が当たったり日陰に入ったりすると、体が冷えることがあります。濡れた生地から水分が蒸発するときに、体の熱が奪われるためです。
ラウンドの後半、屋外作業の休憩中、秋口の朝夕。汗をかく場面より、そのあとのほうが問題になります。
だから私たちは、吸う速さと乾く速さの両方を測っています。2秒で吸って、60分後の残りは3.8%。数字はそれだけですが、判断の材料にはなるはずです。
※ 記載の数値はいずれも生地単体での試験値です(一般財団法人ケケン試験認証センター、報告書 26C06082)。着用時の効果を示すものではありません。
※ 接触冷感はホワイト(裏面)も測定し、q-max 0.123 W/㎠でした(同センター、報告書 26C17557)。
※ ホワイトの吸水性・速乾性は、現在、素材メーカーに確認しています。

