コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: 近赤外線とは?紫外線との違いと熱中症・肌への影響をわかりやすく解説

真夏の強い日差しと近赤外線のイメージ

近赤外線とは?紫外線との違いと熱中症・肌への影響をわかりやすく解説

夏の暑さ対策というと「紫外線カット」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし実は、太陽光の中で紫外線が占める割合はごく一部。体温を上昇させ、熱中症の引き金となる主役は「近赤外線」 です。この記事では、近赤外線とは何か、紫外線と何が違うのか、そしてどう対策すべきかを解説します。

近赤外線とは?

近赤外線(NIR: Near-Infrared Rays)とは、太陽光に含まれる目に見えない光の一種で、太陽光全体の約42%を占めています。 波長はおよそ760nm〜2500nmで、可視光線よりも長く、皮膚の表面ではなく奥深く(皮下組織)まで到達するのが最大の特徴です。

太陽光のエネルギーの内訳は、おおよそ次の通りです。

  • 紫外線(UV): 約8%
  • 可視光線: 約50%
  • 赤外線(近赤外線を含む): 約42%

つまり、日差しを浴びたときに「ジリジリと熱い」と感じる熱エネルギーの大部分は、紫外線ではなく赤外線、とりわけ近赤外線によるものです。

紫外線と近赤外線の違い

ひとことで言えば、紫外線は「肌表面を傷つける光」、近赤外線は「体の深部まで熱を届ける光」です。

紫外線(UV) 近赤外線(NIR)
太陽光に占める割合 約8% 約42%
到達する深さ 主に肌の表面〜真皮 皮下組織まで
主な影響 日焼け・シミ 体温上昇・たるみ
一般的な対策 日焼け止め・UPF素材 対策が普及していない

重要なのは、一般的なUVカット製品(日焼け止めやUPF表示のウェア)は、近赤外線を防ぐことを目的としていないという点です。「UV対策は万全なのに、暑さで体力を消耗する」のは、近赤外線が無防備なまま体に届いているからです。

近赤外線が熱中症を引き起こすメカニズム

近赤外線は皮膚の奥まで浸透して熱に変わり、体の内部の温度=「深部体温」を直接押し上げます。これが熱中症の引き金になります。

熱中症は、深部体温(脳や内臓の温度)が上昇し、体温調節機能が追いつかなくなることで起こります。深部体温が38℃を超えるとめまいや頭痛などの症状が現れ、40℃を超えると意識障害など命に関わる状態(熱射病)に至ります。

厄介なのは、深部体温は一度上がると急激に下げることができないことです。氷や冷感グッズで肌の表面温度は下げられても、体の芯にこもった熱はすぐには抜けません。だからこそ、「上がってから冷やす」のではなく、「そもそも上げない」=近赤外線を体に届かせないことが、最も合理的な熱中症対策と言えます。

※熱中症の症状や応急処置については、環境省「熱中症予防情報サイト」もあわせてご確認ください。

近赤外線は肌老化の原因にもなる

近赤外線は「老化光線」とも呼ばれ、シワやたるみの一因になることが近年の研究で指摘されています。 紫外線が肌表面のシミ・日焼けを引き起こすのに対し、近赤外線は皮膚の深い層に作用し、肌のハリを支える組織にダメージを与えると考えられています。

しかも近赤外線は、紫外線と違って季節による減少が小さく、秋冬でも降り注いでいます。「夏だけの問題」ではないのが、近赤外線対策の重要なポイントです。

近赤外線への効果的な対策

結論から言うと、近赤外線対策の基本は「近赤外線カット機能を持つ素材で肌を覆うこと」です。 具体的には次の3つを押さえてください。

  1. 近赤外線カット素材のウェアを着る — 一般的なUVカットウェアでは近赤外線は防げません。「近赤外線カット率」が数値で示されている製品を選びましょう。
  2. 体幹(胴体)を優先して守る — 深部体温を押し上げる主因は体幹への熱の蓄積です。腕や脚よりもまず胴体を近赤外線から守ることが効率的です。
  3. 通年で対策する — 近赤外線は秋冬も減りにくいため、夏場の熱中症対策としてだけでなく、肌老化対策として一年を通した対策が理想です。

近赤外線を76%以上カットする「CORE SHIELD®」

当ストアが展開する CORE SHIELD®(コアシールド) は、この近赤外線に着目した日本製の熱中症対策ウェアブランドです。特殊繊維Trubeaute®(CWO®採用)により近赤外線を76%以上カットし、着用時の衣服内温度の上昇を最大2℃抑制することが第三者試験機関の試験で確認されています(※試験条件の詳細は製品ページをご覧ください)。

UPF50+の紫外線カット・接触冷感・吸汗速乾機能もあわせて備えており、ゴルフ・現場作業・農作業・散歩など、夏の屋外活動を体の芯から支えます。

まとめ

  • 近赤外線は太陽光の約42%を占め、紫外線(約8%)よりはるかに多い
  • 皮膚の奥まで到達して深部体温を上昇させる、熱中症の主要因のひとつ
  • 一般的なUVカット製品では防げず、専用の近赤外線カット素材が必要
  • 秋冬も降り注ぐため、肌老化対策としても通年ケアが有効

「UV対策はしているのに夏がつらい」という方は、まだ対策できていない42%——近赤外線に目を向けてみてください。

Read more

冷感タイプと遮熱タイプの熱中症対策インナーの比較イメージ

熱中症対策インナーの選び方|冷感タイプと遮熱タイプの違いを徹底解説

熱中症対策をうたうインナーには仕組みの異なる2つのタイプがあり、その違いを知らずに選ぶと期待した効果が得られません。この記事では、それぞれの仕組みと選び方の基準を解説します。

もっと見る