コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: 熱中症対策インナーの選び方|冷感タイプと遮熱タイプの違いを徹底解説

冷感タイプと遮熱タイプの熱中症対策インナーの比較イメージ

熱中症対策インナーの選び方|冷感タイプと遮熱タイプの違いを徹底解説

夏の必需品になった機能性インナー。しかし「冷感インナーを着ているのに暑い」「結局どれを選べばいいのか分からない」という声も多く聞かれます。実は、熱中症対策をうたうインナーには仕組みの異なる2つのタイプがあり、その違いを知らずに選ぶと期待した効果が得られません。この記事では、それぞれの仕組みと選び方の基準を解説します。

熱中症対策インナーには2つのタイプがある

熱中症対策インナーは、大きく「冷感タイプ」と「遮熱タイプ」の2種類に分けられます。前者は"涼しく感じさせる"インナー、後者は"熱を体に入れない"インナーです。

冷感タイプ 遮熱タイプ(近赤外線カット)
仕組み 触れた瞬間ひんやり感じる素材(接触冷感)や気化熱を利用 体温上昇の原因となる近赤外線を生地でカット
効果の性質 体感(感じ方)へのアプローチ 深部体温の上昇そのものを抑制
効果の持続 汗が乾く・肌が慣れると感じにくくなる 生地の機能なので着用中ずっと持続
向いている場面 屋内・日陰・短時間の外出 直射日光下での長時間活動

「冷感インナーが効かない」と感じる理由

冷感インナーの多くは、体温を下げているのではなく「冷たく感じさせている」ためです。

接触冷感素材は、肌が触れた瞬間に熱を素早く奪うことで「ひんやり」という感覚を生み出します。しかしこれは着た瞬間の体感であり、直射日光の下では太陽からの熱(その大部分は近赤外線)が容赦なく体に届き続けます。入ってくる熱の量が変わらない以上、深部体温は上がっていきます。「着た瞬間は涼しいのに、炎天下では結局暑い」のは、製品の不良ではなく、そもそもの仕組みによるものです。

屋内やエアコンの効いた環境では冷感タイプでも十分快適に過ごせます。問題は、ゴルフ・現場作業・農作業のような直射日光を長時間浴びるシーンです。ここでは「感じ方」ではなく「入ってくる熱を減らす」対策、つまり遮熱タイプが必要になります。

遮熱タイプ(近赤外線カット)の仕組み

遮熱タイプのインナーは、太陽光の約42%を占める近赤外線を生地でカットし、体温上昇の原因を元から断ちます。

近赤外線は皮膚の奥まで到達して熱に変わり、体の内部の温度(深部体温)を押し上げる、熱中症の主要因のひとつです。一般的なUVカットインナー(UPF表示)は紫外線(太陽光の約8%)への対策であり、近赤外線は防げません。近赤外線の性質について詳しくは「近赤外線とは?紫外線との違いと熱中症・肌への影響」で解説しています。

遮熱タイプを選ぶ際は、「近赤外線カット率」が数値と試験機関名つきで示されているかを必ず確認してください。単に「遮熱」「クール」と書かれているだけの製品では、実際のカット性能は分かりません。

選び方の3つの基準

基準1: 使うシーンで選ぶ 屋内中心・短時間の外出なら冷感タイプで十分です。直射日光下で1時間以上活動するなら遮熱タイプを選んでください。両方の機能を備えた製品(近赤外線カット+接触冷感)なら、シーンを問わず使えます。

基準2: 数値の根拠があるかで選ぶ 「近赤外線カット率○%」「衣服内温度○℃抑制」といった数値が、第三者試験機関の試験結果として示されている製品は信頼できます。イメージ表現だけの製品とは区別しましょう。

基準3: 効果の持続性で選ぶ 機能が生地の表面加工によるものだと、洗濯を繰り返すうちに効果が落ちることがあります。機能成分が繊維内部に練り込まれているタイプは、洗濯しても効果が半永続的に持続します。ワンシーズンで買い替えるのか、長く使うのかも含めて検討してください。

シーン別のおすすめ

  • ゴルフ: プレー中は4〜5時間直射日光を浴び続けるため、遮熱タイプが第一候補。ポロシャツの下に着るならノースリーブ型が快適です。夏ラウンドの対策全般は『ゴルフの熱中症対策まとめ』にまとめています。
  • 現場作業・農作業: 長時間・高負荷の作業では深部体温対策が最優先。空調機能付き服と遮熱インナーの併用は、ファンで送る空気の温度上昇も抑えられるため相性が良い組み合わせです。
  • 通勤・散歩・買い物: 屋外時間が30分以内なら冷感タイプでも可。日傘や帽子との併用でカバーできます。
  • 屋外スポーツ観戦・イベント: 炎天下に数時間座り続けるため、遮熱タイプ+こまめな水分補給を。

近赤外線を76%以上カットする「CORE SHIELD®」

当ストアの CORE SHIELD®(コアシールド) は、遮熱タイプに分類される日本製の熱中症対策インナーです。住友金属鉱山株式会社が開発した近赤外線吸収微粒子CWO®を練り込んだ特殊繊維Trubeaute®(トゥルーボーテ)を採用し、近赤外線を76%以上カット、着用時の衣服内温度の上昇を最大2℃抑制することが第三者試験機関の試験で確認されています(※試験条件の詳細は製品ページをご覧ください)。

機能成分は繊維内部に練り込まれているため洗濯後も効果が持続し、接触冷感・吸汗速乾・UPF50+も兼ね備えています。「冷感インナーでは物足りなかった」という方にこそ、違いを体感していただきたい一枚です。

まとめ

  • 熱中症対策インナーは「冷感タイプ」と「遮熱タイプ」で仕組みが異なる
  • 冷感タイプは体感へのアプローチ。直射日光下では熱の侵入を防げない
  • 直射日光下での長時間活動には、近赤外線カットの遮熱タイプを
  • 選ぶ基準は「シーン」「数値の根拠」「効果の持続性」の3つ

自分の使うシーンに合ったタイプを選んで、この夏を安全に乗り切ってください。

Read more

真夏の強い日差しと近赤外線のイメージ

近赤外線とは?紫外線との違いと熱中症・肌への影響をわかりやすく解説

太陽光の中で紫外線が占める割合はごく一部。体温を上昇させ、熱中症の引き金となる主役は「近赤外線」 です。

もっと見る
深部体温の上昇をイメージした真夏の屋外の様子

深部体温とは?熱中症との関係と「上げない・下げる」方法をわかりやすく解説

深部体温には「一度上がると、簡単には下がらない」という厄介な性質があります。この記事では、深部体温の基礎知識と、熱中症を防ぐための実践的な対策を解説します。

もっと見る