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記事: 深部体温とは?熱中症との関係と「上げない・下げる」方法をわかりやすく解説

深部体温の上昇をイメージした真夏の屋外の様子

深部体温とは?熱中症との関係と「上げない・下げる」方法をわかりやすく解説

熱中症のニュースで「深部体温」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。実は熱中症の重さを決めるのは、体温計で測る皮膚の温度ではなく、この深部体温です。そして深部体温には「一度上がると、簡単には下がらない」という厄介な性質があります。この記事では、深部体温の基礎知識と、熱中症を防ぐための実践的な対策を解説します。

深部体温とは?

深部体温とは、脳や内臓など、体の内部(コア)の温度のことです。 外気の影響を受けやすい皮膚表面の温度(皮膚温)とは区別され、通常は約37℃前後に保たれています。

体温調節の仕組みが正常に働いているとき、深部体温はほぼ一定です。しかし、真夏の直射日光や激しい運動によって体内に熱がたまり続けると、汗や皮膚からの放熱が追いつかなくなり、深部体温が上昇し始めます。これが熱中症の始まりです。

深部体温と熱中症の重症度

熱中症の重症度は、深部体温がどこまで上がったかと深く関係しています。 目安は次の通りです。

  • 軽症(深部体温37.5℃〜38℃未満): 体のだるさ、めまい、頭痛、吐き気など
  • 中等症(38℃〜40℃未満): 嘔吐、強い頭痛、脱力感、立ちくらみなど
  • 重症(40℃以上): 意識障害、けいれん、呼吸困難など。「熱射病」とも呼ばれ、命に関わる状態で一刻も早い冷却と救急要請が必要です

40℃を超えると臓器がダメージを受け始めるとされています。意識がもうろうとしている、呼びかけへの反応がおかしい、自力で水が飲めないといったサインが見られたら、ためらわず救急車を呼んでください。

※症状や応急処置の詳細は、環境省「熱中症予防情報サイト」もあわせてご確認ください。

深部体温の厄介な性質:「急には下がらない」

皮膚の表面は氷や冷感グッズですぐに冷やせますが、体の内部にこもった熱は、そう簡単には抜けません。

冷たいタオルを首に当てると気持ちよく感じますが、それで下がっているのは主に皮膚温です。深部体温を下げるには、冷やされた血液が体内を循環して内部の熱を運び出す必要があり、時間がかかります。重症の熱中症で「一刻も早い冷却」が求められるのは、このタイムラグが命取りになるからです。

この性質から導かれる結論はシンプルです。深部体温は「下げる」より「上げない」方が圧倒的に易しい。 熱中症対策の本質は、応急処置の知識以上に、深部体温を上げないための予防にあります。

深部体温を「上げない」ための予防法

予防の考え方は「体に入る熱を減らす」「体から出る熱を増やす」「熱を作りすぎない」の3つです。

1. 体に入る熱を減らす 直射日光下で体温を押し上げる主因は、太陽光の約42%を占める近赤外線です。皮膚の奥まで届いて熱に変わるため、帽子や日陰の利用に加え、近赤外線カット機能のあるウェアで体幹を覆うことが効果的です。一般的なUVカット製品では近赤外線は防げない点に注意してください(詳しくは「近赤外線とは?紫外線との違いと熱中症・肌への影響」)。

2. 体から出る熱を増やす 汗の蒸発は体の最大の冷却装置です。こまめな水分・塩分補給で汗の材料を切らさないこと、通気性・速乾性のよい服装で蒸発を妨げないことが基本です。湿度が高い日は汗が蒸発しにくく放熱効率が落ちるため、気温がさほど高くなくても警戒が必要です。

3. 熱を作りすぎない 体は活動すればするほど内部で熱を作ります。暑さ指数(WBGT)が高い日は運動や作業の強度を落とす、休憩をこまめに入れる、体が暑さに慣れていない梅雨明け直後は特に無理をしない、といった行動面の調整も深部体温管理の一部です。

応急的に深部体温を下げるには

すでに熱中症が疑われる場合は、「涼しい場所への移動」「衣服を緩める」「太い血管を冷やす」「水分・塩分補給」を直ちに行ってください。

体の表面でも、首・脇の下・足の付け根には太い血管が通っており、ここを冷やすと冷えた血液が循環して深部体温を下げる助けになります。意識がはっきりしない、自力で飲water水できない場合は、冷却を続けながらすぐに救急要請してください。

深部体温の上昇を最大2℃抑える「CORE SHIELD®」

当ストアの CORE SHIELD®(コアシールド) は、「体に入る熱を減らす」アプローチの日本製熱中症対策インナーです。住友金属鉱山株式会社開発の近赤外線吸収微粒子CWO®を練り込んだ特殊繊維Trubeaute®(トゥルーボーテ)により近赤外線を76%以上カットし、着用時の衣服内温度の上昇を最大2℃抑制することが第三者試験機関の試験で確認されています(※試験条件の詳細は製品ページをご覧ください)。

深部体温を押し上げる主因である体幹への熱の蓄積を、着るだけでブロックする——「上げない」対策の要となる一枚です。冷感タイプとの違いは「熱中症対策インナーの選び方」で詳しく解説しています。

まとめ

  • 深部体温は脳や内臓など体内部の温度で、熱中症の重症度を左右する
  • 40℃以上は命に関わる緊急事態。意識障害があれば直ちに救急要請を
  • 深部体温は「下げる」のが難しいため、「上げない」予防が最重要
  • 予防の3本柱は「入る熱を減らす」「出る熱を増やす」「熱を作りすぎない」

深部体温という視点を持つと、日々の暑さ対策の優先順位がはっきり見えてきます。この夏の行動選びの基準にしてみてください。

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