コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: この生地の開発は、学会誌に掲載されています

この生地の開発は、学会誌に掲載されています

この生地の開発は、学会誌に掲載されています

CORE SHIELD®が使っている生地 Trubeaute® の開発は、日本光医学・光生物学会の学会誌に論文として掲載されています。どんな内容なのかをご紹介します。

掲載誌と著者

掲載誌 Photomedicine and Photobiology, Vol.45(2024)
日本光医学・光生物学会
題名 太陽からの近赤外線による肌の光老化を防御する生地の開発
著者 宮川朋之(瀧定名古屋株式会社 高機能商品開発販売課)
佐々木政子(東海大学 名誉教授)

論文が扱っていること

内容は、生地の開発と、その性能の測定です。

  • 近赤外線を吸収するセラミック微粒子(セシウムタングステン酸化物ナノ粒子=CWO®)を練り込んだポリエステル繊維
  • 紫外線吸収剤である酸化チタン微粒子を練り込んだポリエステル繊維
  • この2種類の糸を組み合わせて生地を作り、紫外線と近赤外線の遮蔽率を測定
  • 組織と目付の違う4種類の生地で、遮蔽率がどう変わるかを比較

どう測ったのか

測定方法まで論文に書かれています。

試験方法 JIS L 1925:2019 に準拠
装置 分光光度計 日本分光株式会社製 V-670
紫外線 UV-A 360nm / UV-B 305nm の遮蔽率
近赤外線 800〜2600nm の全波長平均透過率から算出

近赤外線遮蔽率の計算式も明記されています。
近赤外線遮蔽率(%)= 100 −(近赤外線領域に対する全波長平均透過率)

あわせて、人工太陽照明灯(セリック株式会社製 XC-500EFSS)を照射し、サーモカメラで温度上昇を測る試験も行われています。

論文が参照している研究

近赤外線と皮膚の関係については、論文の中でいくつかの研究が引用されています。

  • 大塚製薬:近赤外線(IRA)によるヒト表皮細胞の増殖抑制作用とそのメカニズム解明についての研究成果(2020)
  • 資生堂:赤外線が肌に悪影響を与えるメカニズムを解明(2021)
  • 森田明理:環境因子とシワ 日本香粧品学会誌 Vol.37, No.1(2013)
  • 田中洋平、常深佑一郎、川島眞:近赤外線の功罪 日本皮膚科学会雑誌 Vol.130, No.9(2020)

紫外線に加えて近赤外線の防御も必要ではないか、という問題提起が、こうした研究をもとに組み立てられています。

研究は、まだ途中です

ここははっきり書いておきます。

論文が掲載されたことは、製品の効果が承認されたという意味ではありません。学会誌への掲載は、研究がその分野で共有されたという事実にとどまります。

また、近赤外線と皮膚の光老化の関係は、いま研究が進められている段階です。論文自身も「近赤外線が肌の光老化の原因の一つということは、未だに一般に周知されてはいない」と書いています。

私たちにできるのは、生地を測って、その数字と測定条件を公開することです。それ以上のことは言えませんし、言うべきではないと考えています。

※ 記載の数値はいずれも生地単体での試験値です。着用時の効果を示すものではありません。

Read more

UVカットウェアは、なぜ黒が多いのか

UVカットウェアは、なぜ黒が多いのか

UVカットのウェアを探すと、黒や濃紺ばかりが並びます。夏なのに、なぜ濃い色なのか。理由があります。そして、その理由には副作用もあります。

もっと見る
いちばん高性能な生地を、選びませんでした

いちばん高性能な生地を、選びませんでした

CORE SHIELD®が使っている生地は、開発された4種類のうち、近赤外線の遮蔽率がいちばん低いものです。理由があって、そちらを選びました。

もっと見る