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記事: 現場作業・農作業の暑さ対策|空調服とインナーの併用で変わる夏の働き方

真夏の屋外現場で作業する作業員

現場作業・農作業の暑さ対策|空調服とインナーの併用で変わる夏の働き方

建設現場、屋外の設備工事、そして農作業。夏の屋外労働は、スポーツやレジャーとは比べものにならない時間、暑さにさらされ続けます。近年は職場での熱中症対策が事業者の重要な責務として位置づけられており、「気合と根性」で乗り切る時代は終わりました。この記事では、現場で働く方と現場を管理する方の両方に向けて、実践的な暑さ対策を整理します。

屋外労働の熱中症リスクが高い理由

「拘束時間の長さ」「装備による蓄熱」「休みにくさ」が、レジャーとは次元の違うリスクを生みます。

作業は朝から夕方まで、真夏でも1日7〜8時間に及びます。ヘルメット・安全帯・長袖長ズボンといった保護具は安全のために不可欠ですが、同時に体からの放熱を妨げ、熱を溜め込みます。さらに、工期や収穫のタイミングに追われる中では「自分のペースで休む」ことが難しく、体調の異変を我慢してしまう構造的な問題があります。

太陽から届く熱の主成分は、太陽光の約42%を占める近赤外線です。皮膚の奥まで到達して体の内部の温度(深部体温)を押し上げ、深部体温は一度上がると簡単には下がりません(詳しくは「深部体温とは?」)。長時間労働の現場でこそ、「熱を体に入れない」予防型の対策が効いてきます。

基準は「WBGT(暑さ指数)」

現場の暑さ対策は、気温ではなくWBGT(暑さ指数)を基準に組み立てるのが原則です。

WBGTは気温に加えて湿度と日射(輻射熱)を反映した指標で、環境省「熱中症予防情報サイト」で地点別の予測値・実況値が確認できます。湿度が高い日は汗が蒸発せず放熱できないため、気温がさほど高くなくても危険度が上がります。「今日は33℃だから大丈夫」ではなく、「今日のWBGTはいくつか」で作業計画を立てる習慣をつけてください。WBGTが高い時間帯(一般に11時〜15時)は重作業を避け、早朝や夕方に振り替えるのが基本戦略です。

服装と装備:「防ぐ」と「逃がす」の二段構え

屋外労働の服装は「入る熱を防ぐ層」と「こもる熱を逃がす層」の組み合わせで考えます。

  • 第1層(肌側): 遮熱インナー — 体温上昇の主因である近赤外線をカットするインナーで体幹を覆い、熱の侵入を元から減らします。接触冷感のみの冷感インナーは、直射日光下の長時間労働では熱の侵入を防げない点に注意してください(違いは「熱中症対策インナーの選び方」で解説)。汗を素早く乾かす吸汗速乾性も、汗冷えや不快感の防止に重要です
  • 第2層(外側): 空調服・通気性ウェア — ファン付きウェア(空調服)は、風で汗の蒸発を促して体を冷やす「逃がす」対策の代表です
  • 頭部・首: ヘルメット下の遮熱インナーキャップ、首元の冷却タオルなど
  • 農作業の場合: つばの広い帽子+首の日除け、長袖でも通気性・遮熱性のある素材を選ぶこと。ハウス内作業は無風・高湿度でWBGTが屋外以上になることがあり、特に警戒が必要です

空調服と遮熱インナーの併用が合理的な理由

空調服が「冷やす」装備なら、遮熱インナーは「熱を入れない」装備。役割が違うため、併用で効果を補い合えます。

空調服はファンで取り込んだ外気で汗を蒸発させる仕組みのため、外気温が体温に近い猛暑日には冷却効率が落ちるという弱点があります。また、直射日光による近赤外線はウェアを透過・加熱して体に届き続けます。ここに近赤外線カットのインナーを組み合わせると、そもそも体幹に入る熱が減るため、空調服の冷却が「追いつく」状態を作りやすくなります。取り込む空気で服内が温まりにくくなる点でも、相性のよい組み合わせです。

現場のルールづくり(管理者向け)

熱中症対策は個人の心がけではなく、現場のルールとして仕組み化することが重要です。

  • WBGTの毎日の確認と共有: 朝礼でその日の暑さ指数と作業計画(重作業の時間帯、休憩頻度)を共有する
  • 休憩の定時化: 「きつくなったら休む」ではなく「◯分ごとに必ず休む」に。日陰・冷房・送風のある休憩場所と冷たい飲料を用意する
  • 水分・塩分補給の仕組み化: 現場に飲料と塩分タブレットを常備し、個人任せにしない
  • 相互監視(バディ制): めまい・ふらつき・返答のおかしさ・汗が急に止まる、は危険サイン。異変に気づいたら本人の申告を待たず作業を中断させる
  • 暑熱順化への配慮: 梅雨明け直後や、休み明け・新規入場者は体が暑さに慣れていません。最初の数日は作業量を意図的に抑える
  • 緊急時対応の共有: 意識障害が疑われる場合は直ちに救急要請し、到着まで全身の冷却を続ける。搬送先・連絡手順を全員が知っている状態にしておく

※作業中の熱中症予防対策の詳細は、厚生労働省の職場における熱中症予防情報も参考になります。

過酷な現場のための日本製インナー「CORE SHIELD®」

当ストアの CORE SHIELD®(コアシールド) は、「熱を体に入れない」第1層を担う日本製の熱中症対策インナーです。住友金属鉱山株式会社開発の近赤外線吸収微粒子CWO®を練り込んだ特殊繊維Trubeaute®(トゥルーボーテ)により近赤外線を76%以上カットし、着用時の衣服内温度の上昇を最大2℃抑制することが第三者試験機関の試験で確認されています(※試験条件の詳細は製品ページをご覧ください)。

機能成分は繊維に練り込まれているため、毎日の洗濯にも効果が落ちず半永続的に持続。通常のポリエステルの約2倍の速乾性で、大量の汗をかく現場でもインナーが重くなりにくい設計です。空調服の下に着る1枚として、また農作業の長袖インナーとして、働く体を守ります。法人・団体でのまとめ買いのご相談は法人様問い合わせからどうぞ。

まとめ

  • 屋外労働は「長時間・装備による蓄熱・休みにくさ」で熱中症リスクが最高レベル
  • 基準は気温ではなくWBGT(暑さ指数)。高い時間帯は重作業を避ける
  • 服装は「遮熱インナーで熱を防ぐ」+「空調服で熱を逃がす」の二段構えが合理的
  • 対策は個人任せにせず、休憩・補給・相互監視を現場のルールに
  • 暑熱順化前(梅雨明け直後・休み明け)は特に慎重に

働く人の体は、現場の最も重要な資本です。仕組みと装備の両面から、夏を安全に乗り切ってください。

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